PerfectBlue 自作シール

 「ルーツの力」、それがなんなのか、詳しい事はスプリン大帝からは教えてもらう事はできなかった。「その時になれば、おのずとわかるだろう」との事だった。だが、約束通り、仮名レオン斬帝の居場所は教えてもらった。仮名レオン斬帝の居城は、常に移動している為、その正確な位置はつかみづらいが、何故か現在は、1ヶ所にとどまっているのだと言う事だった。
 スプリン大帝に礼を言い、仮名レオン斬帝のもとへと向かうメイドン達。だが、その途中、仮名レオン斬帝の居城を守る鉄壁女王が立ち塞がる。鉄壁女王の前面では、メイドン達のあらゆる攻撃が通じなかった。そこでメイドン達は、スプリン大帝のもとで身につけたスピードで鉄壁女王を翻弄し、後ろに回り込み、倒す事に成功した。
 仮名レオン斬帝の居城へと乗り込むメイドン達。外には鉄壁女王と言う守り手がいたのに、城の中では、誰一人として襲ってくる者はいなかった。不思議に思いながらも、とりあえず城の中心に向かうメイドン達。中心らしい広い部屋に出た時、その中央に繋がれている愛然かぐやを見つけたメイドン達。急いで駆け寄るのだが、そこにいきなり仮名レオン斬帝が立ち塞がった。愛然かぐやの喉元に刀を突き付け、メイドン達を牽制する仮名レオン斬帝。愛然かぐやを人質にとられ、手も足も出せないメイドン達は、その場で檻に閉じ込められてしまった。だが、仮名レオン斬帝は、その中から夢使だけを出し、武器を捨てさせ自分の前に立たせた。その途端に、仮名レオン斬帝の顔が変化し始め、エウリピデボンの顔へと変わっていった(もちろん、メイドン達は エウリピデボンの事を知らない)。そして夢使に何かのエネルギーみたいな物を 送ったかと思うと、更にオルドトスに変化し、同じ事を繰り返す。 そして最後にワンダーマリアへと変化し、最後の仕上げが終わった時、 そこには、別人のように変化した夢使が、立っていた。 その夢使に向かい、仮名レオン斬帝が命令する。

「魔夢使よ、メイドン達を始末するのだ!!」

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