PerfectBlue 自作シール

 仮名レオン斬帝によって、悪魔ヘッド「魔夢使」となってしまった夢使。メイドン達は、突然の事で、まだ目の前で何が起こっているのかわからなかった。だが、そんな事は関係なく、魔夢使は仮名レオン斬帝の命令により、メイドン達の捕われている 檻の所へと、ゆっくり歩み寄って行った。そして、檻の前で、聖夢剣の巨大化した剣を振り上げた。ようやく事の重大さに気付いたメイドン達は、必死になって魔夢使に訴えかける。だが、そんな事は聞こえないかのように、魔夢使の剣は振り下ろされた。もう駄目だと思ったメイドン達であったが、振り下ろされた剣によって斬られたのは檻の鍵のみであった。ハッと魔夢使を見るメイドン達。その魔夢使の口からは、ふり絞るような声で「逃・げ・て・・・」と言う言葉が聞こえた。しかし、仮名レオン斬帝の命令には逆らえないのか、再び剣を振り上げる魔夢使。
 メイドン達は、やむを得ず魔夢使を置いて、檻から抜け出し逃走する事にした。仮名レオン斬帝は、魔夢使と共にメイドン達を追いかける。だが、メイドン達を行き止まりに追い込み、捕まえたと思った仮名レオン斬帝が
そこにたどり着いた時、メイドン達の姿はそこには無かった。そこにたどり着くまでは1本道で、見逃すはずは無かった。だが、メイドン達は忽然と姿を消したのだ。仮名レオン斬帝は、それが何者の仕業か見当がついていた。一方、メイドン達は、あっけにとられていた。袋小路に追い込まれてしまい、仮名レオン斬帝と魔夢使を相手にする事に覚悟を決めていたのだが、 いきなり開いた異空間へのゲートに、何者かによって引きずり込まれたのだ。
 メイドン達を助けた男は、「G将軍」と名乗った。 もともと仮名レオン斬帝の部下の凶悪魔であったが、正義に目覚め、今は仮名レオン斬帝を 倒す為に機会をうかがっていたのだと言う。そこへ仮名レオン斬帝に追われるメイドン達が現れたので、時の密航者であるG将軍は、急いで時の空間へのゲートを開き、メイドン達をかくまったのだ。そしてメイドン達は、G将軍から衝撃の事実を知らされる事となる。

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